ビタミンを多く摂取した時の副作用|サプリメントの危険性

ビタミンサプリはビタミンが不足しがちだと自覚している人が手軽にビタミンを補給するのに向いていますが、サプリメントの副作用を心配する人も割と多いです。サプリメントは医薬品ではありませんが、海外では医薬品に該当する成分が含まれている事もあるため、迂闊に自己判断で多めに飲むと危険だったり体調を崩しかねない事もあると言われています。

 

今回はビタミンサプリだけではない多くのサプリメントの副作用について解説していきたいと思います。

 

<サプリメントとは?医薬品でも単なる食品でもない曖昧な存在>

 

そもそもサプリメントとは一体どんな物なのでしょうか?サプリメントとは、日本では健康食品とも呼ばれています。不足しがちな栄養素や、ある目的の為に必要な栄養素を効率よく手軽に摂取したり、ハーブなどの天然成分によって薬効を得るのが目的の食品です。

 

サプリメントにはビタミン・ミネラルといった栄養補給の他にも、ダイエット目的で様々な注目成分が含まれているものもありますし、生薬や酵素といったものが活用されている事がしばしばあります。

 

日本では栄養補助食品や健康補助食品と呼ばれているものがサプリメントになります。そのため薬のような形をしているものだけでなく、健康・美容を補助したり、栄養を手軽に補給する事ができるもの全般をサプリメントと位置付けているようです。

 

<サプリの副作用について>

 

サプリを販売しているメーカーや販売店などでは、健康食品なので…という逃げ道を使っている所も多いですが、サプリの種類によっては副作用があるケースもあります。この場合に考えられる副作用としては、疾患リスクや死亡率が上昇したりなどが挙げられます。また、栄養補給サプリでは摂取しすぎる事で逆に何らかの不調が副作用として現れてしまう事もありますので注意しなければなりません。

 

この他にも、海外製のサプリメントで日本では認可されていない物質が入っていたり、そもそも製造時の基準が緩い国のサプリメントを用いたりする事で健康被害が報告されているケースもあります。

 

■サプリの服用による疾患リスクとは

 

例えば栄養が不足していない人がビタミンやミネラルを多く含むサプリメントを摂取した所で、病気の予防や健康増進に関する効果はほとんど期待出来ません。むしろ栄養が充分摂れているにも関わらず栄養補給のサプリを常用している人は、栄養素の過剰摂取で肺癌などの一部の疾患のリスクを上昇させてしまう可能性があると言われています。

 

栄養が不足している人がこのようなサプリを用いれば認知症やガンや心疾患、老化や美容面で効果が期待できますが、そのような人にも足りている栄養とそうではない栄養があるはずですので、自分の普段の生活を顧みて足りない栄養素は何かを考え、足りていると思われる栄養素が過剰摂取すると体に良くないものである場合にはそれが含まれていないサプリを探して摂取する必要があるでしょう。

 

■サプリの副作用で死亡率が上昇するって本当!?

 

サプリの副作用で死亡率が上昇するのかどうかについては過去に研究結果が出されています。ビタミンAをサプリで摂ると16%、ビタミンEをサプリで摂ると4%死亡率が上昇したと言われています。

 

人参にはビタミンAとβ-カロテンが多く含まれていますが、これを人参で自然に摂取するのとサプリメントで摂取するのとでは発がん性に大きな違いが生じるそうです。栄養素を人参で摂取すると体にとって良い結果となり、サプリメントで摂取すると発がん性が上昇してしまうという研究結果もあります。

 

しかしこれについては普段の食生活なども関係してくると思われますので、食生活や多角度的な部分で研究しないとサプリの副作用で死亡率が上昇するかどうかの答えは出ないと思います。

 

<サプリの過剰摂取は副作用が出る?>

 

サプリはあくまでも栄養や健康を補助する目的で使用するものです。サプリに含まれている栄養素によっては過剰摂取すると副作用として健康被害が出る事で知られています。特にビタミンサプリなどは決められた量をしっかり守らないと過剰摂取の副作用が出てしまう事があります。

 

ビタミンの過剰摂取による副作用を一覧にしてみると、

 

・ビタミンA…めまい・頭痛など
・ビタミンC…腎臓結石など
・ビタミンE…頭痛・発疹など
・ビタミンD…尿毒症
・ミネラル …ミネラル過剰症
・リン   …骨や歯の健康を阻害する
・ナトリウム、塩素…生活習慣病

 

<サプリの副作用が心配なら使用するサプリについて知る事>

 

ダイエットサプリなどの場合はそもそも効果が疑わしいものが多いので心配ない製品も多いですが、中にはハーブなどが使われているので乱用はやめた方が良いものも存在します。

 

栄養を補助するビタミンサプリなどに関しては、栄養状態が悪くない人が摂取すると体に悪いという研究結果が出ています。現代人の多くはビタミンなどの栄養素がバランスよく摂れていないと言われていますので極度に気にし過ぎるのは良くないですが、もしもサプリの副作用が心配な場合は、サプリに含まれている成分について知りつつ、自分には現在何が足りていないのかを把握する事が大切です。

 

ビタミンサプリなどの栄養補助食品はあくまでも「補助」ですから、基本的には日々の食事で補う方が良いのですが、普段あまり食生活に気を使えない人の場合は足りないと感じる栄養素を中心に補給できるサプリを選ぶと良いでしょう。

 

栄養補助系のサプリメントは過剰摂取する事で効果が高まる部類のものではありませんので、副作用の事を考えたら適量をしっかり守る事が大切です。ただ、優秀なサプリメントの場合は日々の食事をしつつ飲んだとしても、健康被害が出ない程度の栄養成分に抑えて製造されている事もあります。

 

そのようなサプリを運よく入手できたとしても、適量を守って使うのが望ましいと言えます。